とこなめ土管ロケットストーブ工房 ないしょ話2 製作記録

2012.12.27 Thursday 金田寿正

ロケットストーブの商品がなかなか出てこないのは、耐火性を持ちながら耐久性を確保し、かつ安く作る開発が難しいからだと思います。鋳鉄で作るとコストが高くつきますし、

  1.  火を眺めて楽しむことができない。
  2.  焚口から、どうしても煙がでる。
  3.  うまく焚き続けるには、手間がかかる。

そんな理由で、室内で使うには不向きなので、歴史ある薪ストーブの市場とは少し違うところを狙うしかありません。

そこで、耐火性と耐久性を半永久的に確保できるよう、オールセラミックで創り出すことに決めました。それほど安くできそうにないので、商品コンセプトで付加価値をつけます。

【商品コンセプト】

  1.  購入に価値 ⇒ 骨董品もしくは創作品とする。
  2.  興味を引く ⇒ これは何だろう?.と、人が集う場所に。
  3.  嬉しい機能 ⇒ 冬はガーデンストーブ/普段は灰皿として活用。
  4.  災害時の備え⇒ キッチンロケットとして野外コンロに早変わり。

活用シーンとしては、屋外の喫煙所を想定しています。

煙草の炎と煙が許される場所に、ロケットストーブを置くイメージ.. どう? ピッタリでしょ!?

そこで、出来上がった商品がこちら。

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